【理学療法士の平均年収の現実】地域別・職場別の平均年収、年収を上げる戦略

【オススメ対象者】

1.理学療法士の年収のリアルを知りたい

2.理学療法士として働いていて、年収をどうにか上げたい

「理学療法士って、実際いくらくらい稼げるの?」

資格をとって働き始めたものの、思ったほど給料が伸びないと感じている方は多いのではないでしょうか?働きがいのある職種ですが、将来のことを考えると不安を抱えたまま働いている人も少なくありません。

理学療法士の年収は地域や職場(クリニックや訪問リハビリ・老健など)によって大きく差が出てしまいます。同じ資格・経験年数でも働く場所が違うだけで年収に100万円以上の差が出てしまうケースもあります。

【本記事内容】

1.理学療法士のリアルな年収

2.理学療法士の地域別・職場別のリアル

3.年収を上げるための戦略について

「今の職場でこのまま働き続けていいのか」「年収を上げるために何をすべきか」を考えるきっかけになる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

結論:2025年:理学療法士の平均年収は407.2万円

(※参考:医療介護求人サイト ジョブメドレー)

理学療法士の平均年収は約405万円、生涯年収は1億5千万円〜1億8千万円と言われています。

日本人の平均年収は約436万円と言われており、世間と比較すると若干低めです。これは理学療法士の平均年齢は約31歳と言われており、世間のサラリーマンの平均年齢は約45歳前後と言われており、そもそも平均世代が異なる側面もあります。日本はまだまだ年功序列の影響が強いため、平均年代が高いほど全体の平均年収も高くなる傾向があるため、単純な比較では少々不利になります。

理学療法士の年収構造

理学療法士は一般のサラリーマンと比べて年収が上がりにくい構造と言われています。病院や施設における理学療法士がもたらす収益は診療報酬制度によってきめられています。経験年数に関係なくリハビリの時間・数によって病院・施設に入る収益が決まるため、なかなか年収を上げにくいのが現実です。

若い時は世間より高め

理学療法士の平均年収は、若い世代において一般職と比較し高めです。社会人なり立ての若手サラリーマンの手取り年収が10万円代が多い一方で、理学療法士は初年度から手取り年収が20万円代であることも珍しくありません。若い内は世間よりも手取り年収が高い傾向があるため、若いうちに資産運用などで資産形成をしておくことがオススメです。

働く地域によって理学療法士の年収は異なります。地域によっては約80万円の差があり、生涯年収では40年働くとして約3200万円の差がでます。地域により家賃や物価が異なるため、単純な比較は出来ませんが、それでも働く地域によっては非常に大きな差が出てしまいます。

転職活動では、働く地域を変えるだけで年収アップが期待しやすくなります。理学療法士として働きながら年収を気にするのであれば、働く地域にもこだわる必要があるかもしれません。

理学療法士の転職サイトが公表している地域別の給与水準
1位首都圏(434.7万円)
2位北関東(411.1万円)
3位近畿(404.2万円)
4位東海(385.8万円)
5位四国(367.1万円)
6位中国(366.7万円)
7位九州・沖縄(365.5万円)
8位東北(364.3万円)
9位北海道(363.0万円)
10位北陸(358.7万円)
11位甲信越(351.6万円)

(※参考:医療介護求人サイト ジョブメドレー)

理学療法士の職場は急性期・回復期病院、療養型施設、デイサービスや老健、訪問看護や訪問リハビリと多岐にわたります。理学療法士として働く職場によって給与水準が異なるのが現実です。理学療法士として働きながら年収を上げたいのであれば、やはり給与水準の高い職場で働くことがオススメです。

理学療法士の転職サイトが公表している職場別の給与水準
1位訪問看護ステーション(442.0万円)
2位訪問リハビリ(418.5万円)
3位診療所・クリニック(409.1万円)
4位障碍者支援(403.5万円)
5位介護付き有料老人ホーム(396.4万円)
6位通所リハビリ・デイケア(393.3万円)
7位通所介護・デイサービス(392.8万円)
8位慢性期・療養型病院(384.0万円)
9位回復期病棟(381.6万円)
10位急性期病棟(374.0万円)
11位ショートステイ(370.0万円)
12位介護老人保健施設(368.1万円)
13位特別養護老人ホーム(366.4万円)
14位軽費老人ホーム(338.3万円)

(※参考:医療介護求人サイト ジョブメドレー)

理学療法士は非常にやりがいのある職種です。しかし、理学療法士として働きたい職場が老健や特養などで働きたいのであればある程度年収が低くなることは覚悟しなければいけません。やりたいことと稼げる職場が一致すればいいですが、一致しない場合どちらかを選ばなければいけないのが現実です。

理学療法士として働きながら年収を上げたいのであれば転職が早いです。もし、今働いている地域・職場が相対的に年収が低くなってしまう環境であれば、地域・職場にこだわるだけで年収アップが期待しやすくなります。

転職そのものはリスクがありますが、転職活動はノーリスクです。転職サイトに登録して年収アップが期待出来そうなのか調べてみてもいいかもしれません。

転職を検討する場合は絶対に複数の転職サイトに登録しましょう!

理学療法士としての収入に加えて副業をすることで年収を上げる戦略です。副業はお金を稼ぐこと以外に、その副業内容に関する知識・スキルが身につくことです。

Wワークとして訪問看護・訪問リハビリを行うのであれば生活期・在宅リハビリの経験値

生活期・在宅リハビリの経験値というものは他の職場でも活きてきます。利用者が暮らしている在宅で実際にリハビリを行うことで生活に関する視野が広がったり、介護保険や制度、他職種連携の経験値など様々です。

ブログ作成や動画編集、プログラミングなどはPCスキルの向上

最近ではリハビリ以外の業務も求められることが多いため、PCスキルを上げておくと職場で重宝されます。また、PCスキルを上げることで理学療法士として以外での収入源を確保することができます。もし、将来的に理学療法士として稼ぐことが難しくなった時代が来た時に大きな武器になります。

理学療法士という職種は年収が上がりにくい構造である一方、非常に安定している職種でもあります。パンデミックでは人々は自粛し、不景気の時には人々はお金を使わなくなります。そのため、娯楽である旅行やそれに関係する業界(飛行機やホテル業界・観光地など)などは景気の影響を大きく受けます。銀行なども景気に敏感である業界の1つです。

しかし、健康に関することは節約するわけにはいきません。体調が悪ければ病院に行きますし、入院によりリハビリが必要があればリハビリをしなければいけません。このように理学療法士という職種は良くも悪くも世間の景気の影響を受けにくいため安定している職種です。リハビリを行えば、どんな療法士でも病院・施設には収益が入るため、真面目に勤めていればクビになることもないでしょう。

理学療法士は将来的な収入の計算がしやすく、計画的に資産運用ができます。収入が安定しているからこそ、資産運用で一時的にマイナスになっても落ち着いて見守ることができます。

また、理学療法士は若手の内は一般的なサラリーマンと比較し手取りが多めです。資産運用は時間をかけるほど効果が出てくるため、若いうちに貯金の一部を資産運用に回すことをオススメします。

早めに資産運用することで、将来的な年収が上がりにくい構造を補うことができます。